ホームページに戻る
在日米国海兵隊各部隊将軍と各施設の司令官の紹介
在日米国海兵隊各部隊の紹介
沖縄県内の米国海兵隊各施設の案内
在日米国海兵隊に関するニュース
在日米国海兵隊によるリリース
沖縄県内の米国海兵隊施設で行われる今月のイベント
沖縄県内の米国海兵隊の地域交流
米軍の太平洋地域や同盟国との役割と関与
沖縄に駐留する米軍による経済効果
米国海兵隊の環境保護の取り組み
在日米国海兵隊による英語ホームページ
ご質問やご意見がありましたら、ここにメールを送ってください

ニュース (1月5日)

(論説)海兵隊員、海軍衛生下士官、そして陸上自衛官による救助活動

岩崎 俊樹(陸上自衛隊 曹長)

岩崎 俊樹(陸上自衛隊 曹長)
岩崎 俊樹
(陸上自衛隊 曹長)
【沖縄県金武町】12月23日の午後、私がキャンプ・ハンセンへと車を走らせている時、米海兵隊員と二人の米海軍衛生下士官が、交通量の多い道路脇で一人の老人を助けようとしているところへ出くわした。

その老人は、どうやら自転車に乗っていたようであるが、沖縄本島北部に位置する金武町の道路沿いフェンスにもたれるように横たわっていた。

最初に思ったのは、これは不幸にも起こってしまった沖縄地元民と米国軍人との交通事故ではないだろうかということだった。

私は、キャンプ・コートニーにて第3海兵遠征軍への陸上自衛隊連絡員として海兵隊員と勤務している恩恵を活かし、運転していた官用車両を現場付近に停車させ、事故状況の分析を始めた。

現場にいた海兵隊員(後にジェイコブ・バウマン3等軍曹、第3海兵師団 第12海兵砲兵連隊 火力支援調整小隊、キャンプ・ハンセン所属と判明)によれば、彼がキャンプ・ハンセンから南へ向かって運転していると、その老人はママチャリを非常に不安定な状態で運転していた。

何台かの車がその老人を避けるように通行したように、バウマン軍曹も老人を追い越すところだったが、老人は突然軍曹の目の前で自転車から転げ落ちた。

バウマン軍曹は老人を救助するため直ちに自身の車を停車させ、老人と自転車を道路外の安全な地域へと移動した。

不運なことにその老人はほとんど息をしていなかった。

バウマン軍曹は老人の胸がほとんど上下動しておらず、心拍も弱いことに気付いた為、数回の心臓マッサージを施した。

程無く老人は意識を取り戻した。

この間、逆方向(南方)からキャンプ・ハンセンへと向かってきた海軍衛生下士官達(後にジェームス・アルビア衛生兵シニアチーフとアダム・レッドモンド衛生兵チーフ キャンプ・ハンセン所属と判明)が通り掛かり、老人の状態を確認するなど救助の加勢を始めた。

私も、陸上自衛隊の連絡要員である事を説明しながら救助に参加した。

老人が多量に飲酒していたことは明らかであった ― 強い酒の臭いと、泡盛(沖縄の地酒)の空瓶が彼の傍に転がっていた。

バウマン軍曹は既に金武町緊急センターへ電話していたが、オペレーターが英語話者では無かった為、彼は私に代わりに電話の対応をするよう頼んだ。

私は現場の状況と老人の容体、そして現場に居る隊員の活動状況を説明するとともに、救急車と警察官の現場への派遣を要請した。

最終的に警察官と救急車が到着し、交通事故鑑識チームも到着した。

老人は、恐怖心か酩酊状態のせいでまだ上手く話せずにいたが、容体は安定しており外傷も確認されなかった。

海兵隊員と衛生下士官の救助活動と老人を介抱しようとする行為に加えて、私はその海兵隊員が、老人の求めに応じて水と彼の弁当を与えようとしていることに非常に感銘を受けるとともに鼓吹された。

こうした米軍人による地元民への日常の救援活動エピソードは、地元メディアで取り上げられることは全くと言って良いほど無いが、純粋に美しく心温まるものであり(海兵隊の)モットーである「世界一の友」を更に強調するものだと思います。

私はその海兵隊員(と衛生下士官)は素晴らしいと思うし、また彼らに非常に感謝しています。

私も救助に参加出来た事を光栄に思い、また共同救助活動の目撃者となれた事を特に嬉しく思います。


岩崎氏は陸上自衛隊の曹長であり、陸上自衛隊から第3海兵遠征軍への連絡要員として勤務している。

その他のリンク
気象庁による台風最新情報 台風最新情報
米軍が使用する台風コンディションコード TCCOR
在日米海兵隊によるトモダチ作戦 トモダチ作戦
このサイトは米国海兵隊の公式サイトです。                      Posted January 5, 2015