ホームページに戻る
在日米国海兵隊各部隊将軍と各施設の司令官の紹介
在日米国海兵隊各部隊の紹介
沖縄県内の米国海兵隊各施設の案内
在日米国海兵隊に関するニュース
在日米国海兵隊によるリリース
沖縄県内の米国海兵隊施設で行われる今月のイベント
沖縄県内の米国海兵隊の地域交流
米軍の太平洋地域や同盟国との役割と関与
沖縄に駐留する米軍による経済効果
米国海兵隊の環境保護の取り組み
在日米国海兵隊による英語ホームページ
ご質問やご意見がありましたら、ここにメールを送ってください

ニュース (2月3日)

自衛隊機と海兵隊機が太平洋の大空に舞う

飛び立つために滑走路を走り出すF-18に敬礼で健闘を祈る航空機整備士
飛び立つために滑走路を走り出すF-18に敬礼で健闘を祈る航空機整備士
【航空自衛隊千歳基地】米海兵第224戦闘攻撃中隊(VMFA-224)が千歳基地で1月12日から22日まで実施されている航空機移転訓練で、空中戦闘訓練に参加しました。

VMFA-224は米国サウスカロライナ州、米海兵隊ビューフォート航空基地を母基地とするF/A-18Dホーネット中隊で、現在、岩国基地(山口県)に部隊交代プログラムで半年間のローテーションで駐留しています。

部隊はファイティング・ベンガルズと呼ばれ、太平洋地域における安全保障を支援するため、航空自衛隊と空中戦闘訓練を実施し、米軍と自衛隊の運用即応制を向上します。

VMFA-224パイロット訓練担当官、セス・バイラム大尉は、「異種機空中戦闘訓練とは異なる航空機での戦闘訓練を意味し、通常、視界外にいる航空機との訓練になります。岩国では制限があるため、通常はF-18で同じ部隊の別のF-18を敵機とみなしての訓練しかできません。異種機空中戦闘訓練をすることによって、異機種に対する空対空戦闘訓練をシュミレーションすることができます」と説明しています。

今回の実働訓練では多様な航空機が提供され、基本戦闘起動、2機編隊戦闘機動、航空機戦術迎撃、攻撃/防衛対航空任務を計画通りに実行できました。

VMFA-224パイロット、アレキサンダー・ブランク大尉は、「基本戦闘機動とは中立な位置から始まる一機対一機の空中戦で、最初から有利な位置から始められるパイロットはいません。この訓練では敵役の航空機に対して攻撃態勢をとり、模擬兵器を発射することを目標にしています」と述べています。

攻撃および防衛基本戦闘機動とは、空中戦で使われる手法で、敵機に対して攻撃的に有利な位置を得るために戦闘機を操作する技術です。

ブランク大尉は、「2機編隊戦闘機動は2機対1機あるいは2機対2機で行うものですが、複数の航空機が飛行している中で任務が集中すると、少し激しい戦闘になります。航空機戦術迎撃とは、視界外にいる敵機を察知した場合に兵器を使用、または視界外にいる航空機が敵機だと確認してから兵器を使用するために、その敵機を攻撃できる位置まで航空機を移動させることです。自衛隊のF-15と訓練することで、我々はこれまであまり経験したことのない航空機に対する訓練ができました。機動力、推力、兵器システムに関しては、自衛隊の能力は米軍のそれとは大きく異なります。自衛隊の訓練は米軍よりずっと保守的なものです」と述べています。

VMFA-224は母基地の気候とは全く異なる千歳基地での訓練で、これも普段あまりない航空自衛隊パイロットとの空中戦をする機会に恵まれました。

雪で覆われた滑走路に並ぶ航空機を整備する海兵隊の航空機整備士
雪で覆われた滑走路に並ぶ航空機を整備する海兵隊の航空機整備士
ブランク大尉は、「こんなに寒い天候や雪の中で航空機を飛行させることに隊員は慣れていませんが、ジェット機の性能は寒いほうがよくなります。エンジンは性能を上げますし、フライト・コントロールからは頻繁に応答を得られます。千歳基地での不利な点はただ一つ、慣れた飛行場ではないということです。千歳やこの周辺地域にはあまり詳しくありませんし、言葉の壁もあります。このために、普段あまり使わない技術が向上しました」と述べています。

パイロットが北海道や東北の空で空中戦を繰り広げるその舞台裏では、日米のパイロットが効率的に航空機を操縦できるよう、航空エンジン整備士、機体整備士、航空武器整備員、航空電子整備員、整備管理者が働いています。

VMFA-224の航空機整備担当、ザカリー・ミラー兵長は、「整備士がいなければ、航空機を安全に飛行することはできません。(整備士がいなければ)パイロットは自分が必要とする訓練を受けられなかったり、十分な飛行時間を飛べないこともあります。サウスカロライナ州に比べて、千歳はずっと寒冷地であるという天候の違いのため、ここでは我々が普段は直面しない問題がありました。例えば、部品がいつもより早く消耗するので、頻繁に交換しなければならなかったり、機種ごとに航空機保守のための標準運用手順が様々ありますが、できる限り遵守しなければなりませんでした。ここには航空自衛隊の素晴らしいクルーがいてくれますし、私たちには任務完了に必要な順応力がありますから、任務を成功させることができるのです」と述べています。

自衛隊と米軍はこれからも戦術手順や戦術技術を訓練し、相互運用性を拡張し、重要な関係を築いて行きます。そのため、この訓練は自衛隊と米軍が将来、連携して任務にあたる場合に備えたよい準備となりました。

第二航空団司令部、管理部、広報室長の島谷篤也三等空佐は、「この演習以外、米軍と共に訓練をする機会は少ないので、この演習は我々の関係を築き、運用能力を実践するのに役立と考えています」と述べています。

その他のリンク
気象庁による台風最新情報 台風最新情報
米軍が使用する台風コンディションコード TCCOR
在日米海兵隊によるトモダチ作戦 トモダチ作戦
このサイトは米国海兵隊の公式サイトです。                      Posted February 3, 2016